- 全世帯:電気・ガスの値引きは2026年3月使用分(4月検針)まで。4月使用分以降は“支援分が消える”のが基本線です。
- 健康保険加入者:「子ども・子育て支援金」が2026年4月分から医療保険料とあわせて拠出開始(徴収時期は保険制度で差)。
- 年金受給で働く人:在職老齢年金の基準額が2026年4月から「65万円」へ(見直しにより“働くと年金が減る”圧力が弱まる)。
- 企業型DC加入者:手続き簡素化・拠出制限の見直しなどが2026年4月1日施行予定。制度を知っているだけで「取りこぼし」を減らせます。
誰に影響? 全世帯 / 事業者
いつ? 2026年4月使用分(多くは5月請求)から「支援分」がなくなる
要点 経産省の発表では、値引きは1〜3月使用分に適用。具体的には、低圧は1〜2月:4.5円/kWh、3月:1.5円/kWh、都市ガスは1〜2月:18.0円/m³、3月:6.0円/m³の値引き(小売規制料金の例)。
ざっくり目安:電気300kWhなら「3月の1.5円」分だけでも約450円。1〜2月の水準から比べると約1,350円分の差になりえます(使用量が同じ前提)。
- 請求書の「値引き」「支援」欄が消え、同じ使用量でも支払いが増えやすい
- 燃料費調整(燃料の値動き)も重なると、上がり方が体感で大きく見える
- 電力/ガスの契約プランを確認(従量単価・基本料金・割引)
- 「使用分/検針分/請求分」のどれで記載されているかを家の明細で統一して読む
- 家計の固定費に“4月以降の上振れ枠”を先に置く(気持ちのブレが減る)

誰に影響? 医療保険の加入者(=ほぼ全員)
いつ? 2026年4月分から医療保険料とあわせて拠出(徴収開始時期は保険制度で異なる)
令和8年度の試算(平均月額):
・健保組合:被保険者1人あたり約550円
・国民健康保険:1世帯あたり約300円
・後期高齢者医療:被保険者1人あたり約200円
読み方:「平均」なので、所得・家族構成・加入制度で変わります。まずは自分の加入制度を確定させるのが先です。

誰に影響? 厚生年金を受け取りながら働く人(主に65歳以上)
いつ? 2026年4月から
要点 厚労省の解説では、改正後の基準額は法律成立時点で「62万円」だが、2026年4月からは「65万円」になると明記。一定額を超えると年金が調整される仕組みを見直し、働き控えの圧力を弱める方向。
生活に落とすと:「年金が減るのが怖いから働く時間を減らす」必要が薄くなり、働き方の自由度が上がる可能性があります(当てはまる人は年金事務所/勤務先で確認推奨)。
誰に影響? 会社の企業型DCに加入している人(+事業主)
いつ? 2026年4月1日施行予定(複数項目)
主なポイント(厚労省の施行スケジュール)
- 手続きの簡素化(簡易型DCの統合など)
- 拠出限度額の拡充(マッチング拠出の「加入者掛金が事業主掛金を超えられない」制限の撤廃)
- 自動移換に関する説明時期の見直し
- 中小事業主掛金納付制度の届出簡素化
生活に落とすと:「会社DCを放置」している人ほど、制度変更のタイミングは“見直しの合図”になります(配分や手数料の確認だけでも効果が出やすい)。


特に4月は、制度と請求サイクルがズレやすいので、“比較の単位を揃える”だけで判断が一気にラクになります。
私も家族と「4月から固定費がどれくらい動きそうか」を先に共有し、“想定外”を減らす方向で準備しています。



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